北九州市のアジア低炭素化センターのお話を伺いました。
とにかく進んでいますね。
北九州市は例えば水ビジネスも、JICAやODAだけに頼らずに独自のネットワークも構築し既に事業化しています。
インドネシア第二の都市スラバヤだけ幾つものプロジェクトを進められています。
また将来巨大化するであろう水ビジネスにいち早く先鞭を付けてカンボジアとのプロジェクトを推進されています。
アジアの環境のハブになるようにCO2削減も含めて様々な取り組みを実施しています。
アジアの中でも中国、インドネシア、ベトナムとの太いパイプは凄いですね。
Bilateral Offset Credit Mechanismも進めています。
大変刺激になりました。
どうして北九州市はそんなに進んでいるのか?
技術移転マネジャーの飯塚さんは「危機感」「リーダーシップ」と明確に仰られていたのが印象的でした。
「民ー産ー学ー官」のネットワーク。
アジアの中の日本。
「アジアグリーンイノベーション」の推進を全国の模範として邁進していって欲しいと願います。
塚田教授もポスト議定書の流れについてお話しされました。COP17で進展が無かった場合においては国際間のクレジット取引はよりregional色が強くなるとの予測をされていました。二国間クレジットもそうですが、日本独自のカーボンオフセットやコーズマーケティングが進んで行くと仰っていました。
パネルディスカッションも中々白熱しました。
お話はVIDEOでもご覧戴けます。
http://www.ustream.tv/recorded/18773717