look for a treasure from a pile of garbage

東南アジアでのプロジェクトです。

最終処分場でスカベンジャーと呼ばれるウェストピッカーが活動しています。

廃棄物の中からプラスチックや金属類を回収して業者に販売して生計を立てています。

異臭。ガス。

所謂スモーキーマウンテンと呼ばれた地域が各所にあります。

雨が降れば汚染水が流れ出します。

火災も発生します。

注射針が転がっています。そこを素足の子どもたちが歩いています。

 

日本の技術を使えば蘇ります。それはきれいにするという事だけではありません。

ごみではなく資源として活用し、スカベンジャーに安全で衛生的な職場を提供する事に繋がります。

環境の世界は密接に色々な事に関係しています。

多面的に捉えて活動を展開する必要があります。

いよいよスタートします。

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aqua marine Fukushima

blue frontier ブルーフロンティアは開発コンサルタントです。

特に、環境・気候変動、廃棄物処理、保健医療、農水産分野・エネルギーに関するコンサルタントです。

環境やエネルギーに関する事だから、当然放射能も関係してきます。

開発途上国だけでなく日本国内の仕事もあります。

今日は福島県でバイオマスを活用した新たな産業の創出の為の打ち合せです。

上野から特急で2時間のいわき市小名浜に向かいます。

上野駅は味があっていいですね。

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環境水族館 アクアマリンふくしまの前です。

東日本大震災の津波で大きな被害が発生しました。

僅か4ヶ月で再オープンさせたのは職員の皆さんの頑張りが大きかったようです。

被災地だからできること。日本だからできること。

これは大切にしたいと思います。

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blue frontier in the world

最近読んだ本です。

世界40億人を優良顧客にする!

ワシントンでマイクロファイナンスを起業した枋迫篤昌さんの著書です。

以前から注目していましたが、金融の役割というものをあらためて考えさせる内容でした。

『金融とは「実需」すなわち「ほんとうのニーズ」にチャンスを与える事業であり、決して一部の富裕層やエリートたちがギャンブルのようなマネーゲームをする道具であってはならない。』との信念で、新しい形のマイクロファイナンスを立ち上げた方です。マイクロクレジットはグラミンバンクが余りにも有名です。ユヌス氏の解任騒動や税金の話しで大きく揺れていますが、貧困層へ金融機関ができる事は大きいはずです。

国際協力専門員は、それぞれの専門員の視点に重点を置いていて、半生から業務まで語られているユニークな構成になっています。

開発コンサルタントや国際機関に就職を考えている方々にお勧めです。

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新しいフレームワークとは

どんなに素晴らしいフレームワークもレッドエコノミーの範疇から抜け出ていないと思う。

フェアトレードやブルーオーシャン戦略でさえ資本主義、レッドエコノミー、TOP (Top Of the Pyramid)のための差別化という既成概念の殻を破る事はできていない。

フレームワークが現実の社会に追いついていないのである。
経営学が追いついていないとはどういうことだろう。
例えば銀行家は企業へCSR会計を促し定量化を求めるべきだが、CSRそのものをわかっていない。
大手企業の利益の一部を還元している程度にしか考えていない。勉強不足であろう。
そもそもトリプルボトムラインの価値を認めるフレームワークがない。
CSRは企業存続の根幹であり、CSR戦略が現代において最も求められているなどといわれているにもかかわらず、相変わらず利益向上のみを目指すレッドエコノミーの狭い視点からしかみていないフレームワークしか存在しない。
経済学、経営学を学ぶ方達には是非新しいフレーウワークを構築していただきたい。
今だに多くのビジネススクールがポーターの何十年も前のフレームワークを用いているのは驚きである。
そもそも企業競争の原理の最終目標が収益拡大であることが果たして全ての価値観を含有しているとは言えないだろう。
永続性を求めるならば企業のブランディングや企業倫理の構築が求められるはずだが、短期的な収益拡大経営戦略のためのフレームワークは万能ではない。
トリプルボトムラインが評価され、企業存続の根幹であるならばフレームワークは再構築されなくてはならない。
そしてTOP層の一部しか対象にならないグリーンエコノミーをどんなに推進したところで世の中の変革を促す事は困難である。
BOP層が環境負荷分のお金を追加で支払う事は困難だからである。
TOP.MOP.BOPの全てが関係したブルーエコノミーの概念を進めるべきである。
ブルーエコノミーは自然の法則に近いと言われる。
即ち自然の栄養素とエネルギーをカスケード的に利用する事である。
廃棄物が有効活用されてなくなる世界である。
自然界には排泄物はあっても利用されない廃棄物は少ない。
0.02パーセントしか利用されず廃棄される珈琲。
意外かもしれないが珈琲の所謂出涸らしは殆ど全て廃棄される。
ならばその出涸らしを有効活用して商品を作れば良い。
椎茸栽培にも活用できるし様々な応用が利く。
あらゆるマテリアルは、それを生み出す為に膨大なエネルギーを費やし大量の廃棄物を発生させる。
ブルーエコノミーの発想は、生み出すエネルギーの削減と廃棄物の量を減らして、有効活用することである。
安かろう悪かろうの製品をBOP層に販売するビジネスモデルではないし、ライバルの会社よりも儲けるという事を念頭においたものでもない。
イメージ図はこんな感じだろうか。

海峡を越えて

西に向かう車内です。
少しでも移動時間を効率よく過ごすようにしています。
さながら移動オフィスのようですね。
岡山から瀬戸内海に向かいます。


小豆島に来ています。

大変美しい島です。
離島のお仕事を沢山いただいておりますが、初めて訪れる島です。
海峡を越えたとドライバーさんに言われました。
そうか、海峡を越えたのか。
っていつですか?
今ですか?
下に流れていた川みたいなのですか?

 

そうなのです。ギネスブック認定の世界一狭い海峡なのです。
日本には面白い土地が沢山ありますね。

北陸へ

今から北陸へ向かいます。

 食と農林漁業の再生実現会議は、農林漁業を再生するための行動計画をまとめました。

16年度までの5年間を行動計画期間とし、営農規模の拡大や若い世代や女性の参入促進、加工や流通まで含めた成長産業化などを打ち出した。競争力向上に直結する規模拡大では、農地の集約化により、平地での営農規模を現在の平均の10倍以上にあたる20~30ヘクタールに拡大するという目標を掲げています。

気になるHOWの部分ですが、

「資金を提供する官民出資のファンドを設立するため、今年度中に具体策を検討すると」しています。補助金の財源は「自由化の恩恵を受ける企業や家計」が負担する事になりそうです。

自助改善努力がなければ補助金頼みの現行制度に不満を抱く多くの国民を説得する事はできません。ようやく具体的な方針がここに来て政府主導で提示されました。本来であればこの時期に来る前に農業界自ら改革案を取りまとめ政府への協力要請が強くあればbetterだったのだと思われます。このままではカロリーベースの食糧自給率が39%から14%に低下すると言われている中で若い就農者を増やす事が本当に可能なのか?行動計画の核になる部分はまだ不明です。具体的かつ現実的な方法を作る事ができるでしょうか?とりあえず農業についての大枠が決まって来ました。これをモデルにして漁業や医療等影響が甚大な業種への対応に弾みがつくと良いと思います。

And it began again

スタッフがインドネシアとモンゴルから無事に帰国しました。

皆の元気な顔をみれば多くの成果が有った事が分かります。

 

今日は国際機関とのミーティング。

様々な課題が出ました。一つ一つ全力で克服していかなくては。

全てがうまく行く訳ではありません。

51%が正解だと思えばアクセルを踏むしか無いときもあります。

答えは成果を見なくては判断できないときもあります。

ぶれずに進む事。困難でも諦めない事。

悲喜こもごも。それでもこの仕事を愛しています。

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Influence of the typhoon

10年に1度の大型台風が関東地方に直撃する見通しです。

各地で働いているブルーフロンティアのスタッフの帰国が遅れる事になりそうです。

この暴風雨では飛行機は飛びません。

さすがに自然の猛威には勝てないですね。

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west timor

西ティモールのプロジェクトが始まって5年目。

340世帯。およそ1700名に20年間の生活の糧を提供するプロジェクトです。

WFPに大変お世話になりました。

現在スタッフが西ティモールにモニタリングに向かっています。

毎年成長しているのを見るのが大変楽しみです。

 

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Inner Mongolia

既に初冬を迎えている蒙古。

年によっては雪がちらつく事もある時期です。

スタッフたちは厳しい気候のもと頑張っています。

崖崩れも発生してます。

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西へ東へ

ブルーフロンティアのスタッフは現在モンゴルと西ティモールに飛んでいます。

この時期のモンゴルは相当冷え込みます。

西ティモールは暑いです。

気温差は30度以上あるのでしょう。

開発コンサルタントは知力も要求されますが、体が基本ですね。

未だ見ぬ世界へ!開発課題の解決を!そんな思いで皆さん続けているのでしょう。

地に足がついた仕事というよりも泥だらけ。

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Exploring the future of inclusive business in Africa

UNDP主催のセミナーに参加しました。

Inclusive businessをどのように進めるか?

収益に結びつけて初めてビジネスと言えるのであれば、BOPビジネスを成功させた企業は皆無なのが現状なのでしょう。

それでも多くの企業がアフリカに注目しています。

高い壁を乗り越えていくことには大きな意義があると思います。

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most delicious breakfast in the world

世界で一番美味しい朝食はどこだろう?

シドニーのbills` cafeか?それともオアフで食べるeggs`n Thingsのパンケーキか?

最近ではNYから進出してきたSarabeth`sのエッグベネディクトが美味しいようです。

しかしながら、個人的には全く別の場所の別の料理です。

ケープタウンのホテルの朝食です。

ビュッフェです。

南アフリカ産のスパークリングワインと生ガキが置いてあります。

朝から湾で泳ぐアザラシと遠くにそびえるテーブルマウンテンをみながら頂く朝食。

アフリカの任務を終えて暫しの休息をとるには最適の場所です。

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global festa 2013

日比谷公園に開発コンサルタントが集合しました。

global festa 2013

所属しているECFAのブースで同業者達と暫し歓談です。

 

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go to the north

北に向かっています。

日本には優れた技術を保有してる中小企業が沢山あります。

開発コンサルタントは、それらを活用して開発課題を解決するお手伝いをする事も業務の一つです。

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Singapore

今日はシンガポールからのお客様達にプレゼン。

実施している廃棄物の適正処理や上下水の浄化などについてお話しさせていただきました。

開発コンサルタントの仕事は業務範囲が広いですね。

ブルーフロンティアは、アジア、アフリカ、中南米で活動を展開しています。

廃棄物処理、水処理、防災、環境を中心に様々な調査業務や海外進出のお手伝いをしています。

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October

急に寒くなってきました。

開発コンサルタントの仕事をしていると、南の国々に行く事が多いのです。

そのため、夏がとても長く感じます。

既に4月頃には日焼けしています。

日本でもドイツのオクトーバーフェストがたくさん開かれています。

美味しいビールとソーセージに舌鼓。RIMG0069

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Vietnam Vietnam

ベトナムからお客様が来訪。

1時間近く打ち合わせを行なう。

ハノイ、ホーチミン、ダナンの廃棄物問題について白熱した議論が展開された。

終わりにはプレゼントを戴いた。

 

 

KITO KITO

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富山きときと空港から羽田に向かいます。

きときと=新鮮な、いい状態 のようです。

いい言葉ですね。

Cloudy Morning

 

 

富山の朝

どんよりとした空です。RIMG0157

 

北陸新幹線が開通したら、東京から2時間ちょっと。

これはすごいですね。

飛行機を使わずに日帰りが簡単にできますね。

北陸のお客様への訪問が楽になります。

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meet the meat

富山の路地裏

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フォトジェニックな場所が沢山あります。

生け簀とまで言われる富山湾。

食の宝庫です。

 

富山の牛肉

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ホタルイカ

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やはりブリ

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富山ブラック

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旅の楽しみですが、ちょっと食べ過ぎですね。

 

 

Above The Blue Sky

雨の東京 晴天の富山

今日は富山に水ビジネス、汚泥処理の仕事で来ています。

東奔西走

開発コンサルタントは旅を続けます。

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