開発コンサルタントの仕事は、とても専門性が求められます。
月別アーカイブ: 2014年1月
チリ到着
奥地へ
遠くに見えるのがチリの南極観測基地です。
『東日本大震災の津波で、1万3000キロ・メートル離れた南極の棚氷が割れ、巨大な氷山が生まれたことが米航空宇宙局(NASA)などの観測で分かった。
NASAの研究チームは地震発生直後から、巨大な津波が南極の棚氷にも影響する可能性があるとみて衛星画像を解析。地震発生から18時間で津波がニュージーランド南側の南極に到達した後、46年以上にわたり安定していた場所で棚氷が割れ、最大で長さ約10キロ・メートル、幅6キロ・メートルの氷山が分離して海に漂流し始めたことがわかった。』
景色
南極に向けて
ウシュアイアを出航して2日。
風と氷河 パタゴニア
広大な大地。パタゴニア地区とは南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域でアルゼンチンとチリに跨がっています。
ウルグアイ
大陸を南下していきます。
ブエノスアイレスのカフェ
ブエノスアイレスの町にはカフェが沢山あります。
ブエノスアイレス午前零時
南極に行くルートは幾つかあります。
南極
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月19日、米国航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL:Jet Propulsion Laboratory)およびカリフォルニア大学アーバイン校(UCI)が複数の衛星の合成開口レーダ(SAR)画像を用いて南極大陸の氷の移動速度分布図を作成する取り組みに対し、陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」に搭載したフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR:パルサー)で取得したデータを提供したことを発表した。
730交差点
テレビの記憶で、最初で、そして鮮明に覚えているのは1978年7月30日です。1972年に沖縄が返還されて暫くは右側通行でした。それがこの日から左側通行に変わったのです。テレビでは右側通行から左側通行に変わったので混乱しているニュースが流れていました。まだ白黒テレビでした。
石垣島の中心部に730交差点があります。石垣島では事故もなく移行が終了したそうです。それを記念して名付けた交差点です。
先日数えてみたら沖縄県でのお仕事が既に30件ほどになりました。
いつの世までも末永く、おつきあいしたいものです。
みんさーいいですね。
The power of unreasonable people
南インド
川で思い出しましたが2ヶ月ほど前に久々にシンガポール/インドに行ってきました。講演会を何度かさせていただきました。
隠岐
島後のフェリー乗り場で松葉蟹は雄は1800円、雌は350円で売られていました。
スモーキーマウンテン
フィリピンといえばかつてはスモーキーマウンテンと呼ばれた土地がありました。
東北へ
ちょっと涼しく感じます。
盛岡に到着しました。
震災以降随分と被災地を訪問して復興支援活動を展開してきました。
Challenge To Change Japanという団体を立ち上げて物資の輸送も沢山行ってきました。http://ctcjapan.org/
岩手は東京から遠いからかボランティアの人員が他の地区よりもどうしても少なくなってしまっているようです。
東北新幹線が復活してからは大分移動が楽になりました。
盛岡と言えば冷麺。
ちょっと変わったものを見つけました。
何と冷麺の缶詰です。恐る恐る購入してみました。
これがちゃんとした味ならば、冷やし中華の缶詰や将来的にはお刺身の缶詰だってできてしまうかも知れません。
どれどれ。
中々美味ですが麺がちょっと異なる様な。
表示をみると「こんにゃく」と書いてあります。
こんにゃくであればのびないですしね。なるほど。
New Year Greeting
沖縄の水問題
沖縄には貯水タンクが設置されている民家がとても多いのが特徴です。
それは断水が多かった歴史によるものです。
沖縄は海に囲まれているし、熱帯なので水は豊富にあると思われています。
しかし飲料水や生活用水に使用するには幾つかの問題があります。
河川は延長が短く、急流です。これは豪雨の時には水量が急激に上昇しますが渇水時は急激に少なくなるので変動幅が大きい事を意味します。
また島嶼であるため、渇水時には補給が困難です。
また河川からの取水、赤土砂流出の問題も大きいのが特徴です。
勿論海水の淡水化も既に行われていますが、大量のエネルギーを用いるためCO2削減の課題も残ります。
また沿岸部でなく内陸部や島嶼には設置はできない問題もあります。
沖縄の平均水資源賦存量は、全国各エリア中で1番低いと言われています。
一人当たりの水資源賦存量は、全国平均の約6割。
水資源賦存量とは、水資源として理論上、人間が最大限利用可能な量のことをいう。出典:国土交通省 土地・水資源局水資源部 「平成20年版日本の水資源について」
地球温暖化問題を解決する為にCO2削減が世界中で唱われています。
カーボンオフセットもその為の一手法です。
しかし、温暖化による生命の危機が最初に押し寄せるのは水不足だと言われています。水不足は農作物の収穫量の減少を招くだけでなく飲料水や工業用水の不足により深刻な事態を招きます。
試行的取引としてカーボンオフセットではなく水削減量をクレジット化してみてオフセットとして利用してみました。ウォーターオフセットです。
ウォータートレンド (WATER TREND)で実施してみました。
削減者は沢山いる事はわかっていたのですが果たして、ウォーターオフセットを実施したい買い手が見つかるかどうか?
大きな課題でした。
ところが実施するとアナウンスさせていただいたとほぼ同時に5件約定させていただく事ができました。
やはり水問題について具体的に貢献したいと考える方々が多いのだと実感が湧きました。
この取り組みはまだ改良や発展させる余地は大きいと思います。国際的な取引に用いてみたり、渇水地域にお金が循環する仕組み作りも織り交ぜる事はできると思います。
次の取引が楽しみです。