ここでのプロジェクトを実施しています
ブルーフロンティアは中南米のプロジェクトを多数実施中です
6月ですね。
日本も暑いです。
しかし開発コンサルタントのお仕事は、赤道近くが多いのが現実です。
勿論、寒い国や地域もあるのですが、多くの開発途上国が暖かい国に集中しています。
だから、開発コンサルタントは夏が大変長く感じます。
日本の夏の期間だけでなく、海外で真夏を過ごす時間が長いですからね。
開発コンサルテント ブルーフロンティアのスタッフも日焼けしています。
TICAD Vのリンク先です。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/tc5/
https://www.facebook.com/TicadVSecretariat
何故アフリカが大切なのか?
既にアフリカの人口は10億人を超えています。
1950年に比べておよそ5倍に増えています。世界でもっとも高い人口増加率です。
飢餓とHIVやマラリア。そして紛争。しかし豊富な地下資源がある。
この人口を賄えるだけの経済発展無くしては、飢餓も病気の蔓延も間接的には紛争も無くならないでしょう。
ケニアでは豊田通商やホンダが事業展開しています。ザンビアでは日立建機が、モザンビークやマダガスカルでは大手商社が金属会社が事業を開始しています。それでも中国と比べると如何だろう。中国からアフリカへの輸入高は2002年から2008年だけでも10倍になった。投資額は2009年から2012年は60%像介した。近年の援助額は欧米や日本を抜いている。中国にとってアフリカは最大のビジネスパートナーになっている。
アフリカ在住の中国人の数は10年前には数千人だった。
今では100万人に達し、更に急速に増加している。
日本人はおよそ8000人である。
圧倒的な差である。
良きにしろ悪しきにしろ、アフリカに行けばどんな辺鄙な町でも中国人に出会う。
日本はアフリカに何ができるであろうか?
BOPビジネスが言われて久しいが、アフリカでBOPビジネスを成り立たせている日本企業は少ない。
チャレンジングではあるが、今後の日本の経済と役割を考えた時にはもっと積極的な参画が望まれるのであろう。
微力ながらアフリカでの案件に注力中。
サモアの朝です。
緑が濃いです。
現地政府と様々な面談を行い、そしてフィールドで作業します。
海外で格好よく仕事しているイメージを持たれる時もありますが、実際は泥臭いお仕事ばかりです。
文字通り泥まみれにもなります。
再開発コンサルタントとは再開発を行うためのコンサルです。
では開発コンサルタントとは何でしょうか?
もはや名前と意味が合致ししていないかもしれないですね。
開発途上国の開発課題解決の支援ということで、略して開発コンサルタントという広い意味でとらえてよいのだと思います。
ソフト系とハード系に大別されますが、その垣根も段々と低くなっているようです。
環境開発コンサルタントもいれば、教育、農業、食、医療、土木、防災、交通、橋梁等に特化した開発コンサルもあります。
ブルーフロンティア株式会社は、開発コンサルの中でも業種を絞った専門開発コンサルタントです。
北九州市のアジア低炭素化センターのお話を伺いました。
とにかく進んでいますね。
北九州市は例えば水ビジネスも、JICAやODAだけに頼らずに独自のネットワークも構築し既に事業化しています。
インドネシア第二の都市スラバヤだけ幾つものプロジェクトを進められています。
また将来巨大化するであろう水ビジネスにいち早く先鞭を付けてカンボジアとのプロジェクトを推進されています。
アジアの環境のハブになるようにCO2削減も含めて様々な取り組みを実施しています。
アジアの中でも中国、インドネシア、ベトナムとの太いパイプは凄いですね。
Bilateral Offset Credit Mechanismも進めています。
大変刺激になりました。
どうして北九州市はそんなに進んでいるのか?
技術移転マネジャーの飯塚さんは「危機感」「リーダーシップ」と明確に仰られていたのが印象的でした。
「民ー産ー学ー官」のネットワーク。
アジアの中の日本。
「アジアグリーンイノベーション」の推進を全国の模範として邁進していって欲しいと願います。
塚田教授もポスト議定書の流れについてお話しされました。COP17で進展が無かった場合においては国際間のクレジット取引はよりregional色が強くなるとの予測をされていました。二国間クレジットもそうですが、日本独自のカーボンオフセットやコーズマーケティングが進んで行くと仰っていました。
パネルディスカッションも中々白熱しました。
お話はVIDEOでもご覧戴けます。
http://www.ustream.tv/recorded/18773717
幼い頃に父に言われた二つの事があります。
アフリカでダムを作るようなスケールの大きいことをやれ。
物価は上がっても何十年も価格が変わらない玉子の生産のような、人々に役に立つことをやれ。
時代は流れて環境負荷の大きい大規模ダムはさすがにできませんが、開発コンサルタントとして代替のプロジェクトは実施しています。
来年からブルーフロンティアでは新しいプロジェクトを始めることが決まりました。
念願だったアフリカでのプロジェクトもモザンビークに続いてケニアで開始します。中々タフな現場ですが楽しみです。
ペルーでのプロジェクトは初めてです。信頼する仲間達とやり遂げたいと思います。
更にインドネシアとベトナムで大変意義のある大型プロジェクトに参画いたします。
それぞれ分野が異なる事業です。
既に走っている海外プロジェクトに加わるので来年は出張が増えます。
プロジェクトマネージメントをしっかりと行います。
体は一つ、1日は24時間しかないですからね。
そろそろ次の旅の支度を始めます。
開発コンサルタントの多くはアジアでの業務を行なっています。
ブルーフロンティアもアジアの開発途上国での仕事が多いので、台風などの自然災害に対峙しなくてはなりません。
環境専門の開発コンサルタントとして、防災は業務に含まれます。
それは、気候変動による洪水や台風も勿論含まれるため、防災の為の機器の設置や、復興の支援も行なっています。
台風30号は、上陸した台風では史上最大規模でした。
disaster managementの大切さ。痛感します。
被災者にお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興をお祈りいたします。
blue frontier ブルーフロンティアは開発コンサルタントです。
特に、環境・気候変動、廃棄物処理、保健医療、農水産分野・エネルギーに関するコンサルタントです。
環境やエネルギーに関する事だから、当然放射能も関係してきます。
開発途上国だけでなく日本国内の仕事もあります。
今日は福島県でバイオマスを活用した新たな産業の創出の為の打ち合せです。
上野から特急で2時間のいわき市小名浜に向かいます。
上野駅は味があっていいですね。
環境水族館 アクアマリンふくしまの前です。
東日本大震災の津波で大きな被害が発生しました。
僅か4ヶ月で再オープンさせたのは職員の皆さんの頑張りが大きかったようです。
被災地だからできること。日本だからできること。
これは大切にしたいと思います。