遠くに見えるのがチリの南極観測基地です。
何年か前に越冬したくない隊員が自らの基地に火をつけて燃やしてしまったそうです。今では再建されています。
南極の夏であるため、船はもっと奥地へと向かって行きます。
ごま塩のように見えるのはペンギンです。
読売新聞に珍しい記事が掲載されていました。
『東日本大震災の津波で、1万3000キロ・メートル離れた南極の棚氷が割れ、巨大な氷山が生まれたことが米航空宇宙局(NASA)などの観測で分かった。
NASAの研究チームは地震発生直後から、巨大な津波が南極の棚氷にも影響する可能性があるとみて衛星画像を解析。地震発生から18時間で津波がニュージーランド南側の南極に到達した後、46年以上にわたり安定していた場所で棚氷が割れ、最大で長さ約10キロ・メートル、幅6キロ・メートルの氷山が分離して海に漂流し始めたことがわかった。』
(2011年8月10日10時32分 読売新聞)