隠岐

島後のフェリー乗り場で松葉蟹は雄は1800円、雌は350円で売られていました。

地元では雌はお味噌汁に入れて飲むようです。
私は雌を茹でて、内子と外子をいただくのが好きです。
この時期は実に美味しいです。
勢子ガニとも呼ばれます。
隠岐諸島に来てやはりいただきたいのは、松葉蟹と隠岐牛です。
旅ガラスの楽しみのひとつが食べる事です。

 

 

隠岐 海士町

この島には素晴らしい財産があります。
町役場の大江課長にご案内いただきました。
人の器、地元愛、先見の明。それらを強く感じました。
熱い想いに話しを伺っていた私も熱が入りました。
島を変えて行くには原動力になる方とそのお仲間が必要です。
海士町は人材が揃っています。
絶景
色々な国々、色々な島々をみさせていただきましたがこの島は他と似ていません。独特です。素晴らしい眺望です。
隠岐諸島は4つの有人島と180の無人島からなる島です。
奥に見えるのが冠岩です。
手前が三郎岩。
分かりづらいですが岩が三つ並んでいます。

カラフルな貝。
勿論天然色です。
ホタテ貝。

これを一流レストランのシェフに料理していただきたいです。
ナマコ。
珍味はこのわたでしょうが、更に珍味はくちこでしょう。
生もいいですが軽くあぶって食べると実に旨いです。

海士だけの地酒
承久の宴
岩場で放牧されている隠岐牛
草も塩気があります。
それを食べて急な崖での放牧で足腰が丈夫です。
肉本来の旨味と独特の風味があります。

その他にも名水や素晴らしい香りの福木
シーカヤック、ダイビング等々魅力はつきません。
しかし何より人と文化です。
後鳥羽天皇が生涯でずに過された島。
島民の優しさと上品さ。
移住者が2400人弱の人口の1割を占めます。
外ものを受け入れる寛容さ。
地元の三味線。踊り。
この島に貢献したい。
しかし一時の流行りにしてはならない。
島民が自ら望み受け入れられる事。
緩やかであっても確かなもの。
人々の生活と文化を守り抜く事。
私が今まで仕事で関係してきた方々は本物ばかり。
各々の分野で日本を代表する方々にこの島をみていただいたら多分私と同じ感想を抱くと思います。
いつかそんな方々のお力を借りて、この島に貢献できる仕事ができたらよいなと感じました。