a good season for reading

読書の秋

最近読んだ本です。

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『民主主義がアフリカ経済を殺す』はとてもインパクトのある表題です。

中身も奇をてらったものではありませんでした。BOPビジネスの提唱者ですし、一読の価値はありそうです。

『世界を動かす 世界を変える』はtwitterの負の部分を見ずに、上辺を捉えている気がしてなりません。ツイッター創業者のビズストーン氏が序文を書いているのが意外です。伝達スピードの速さは素晴らしいです。それは災害時などには利用できますが、信憑性が乏しい点と、アラブの春のように、暴動の煽動に用いられた事に対する反省がないのが、ネット至上主義者の典型例のようです。

『わたしもがんでした』には、国民の二人に一人はなんらかの癌にかかり、三人に一人はがんで亡くなっているという事実。この事実に真摯に向き合わないとならないですね。